2024 EWC 第3戦 鈴鹿8耐 テスト1回目(初日) レポート(6月19日)
鈴鹿8耐のために国内で用意したBMW M1000RRと、欧州戦とは異なる鈴鹿仕様のダンロップタイヤをセット。ロルフォは21年ぶりの鈴鹿に臨み、初日からトラブルなくセッティングを進めた。
2024年シーズンのFIM世界耐久選手権(EWC)は2戦を終え、第3戦鈴鹿8時間耐久ロードレースの準備をスタートさせた。Team Étoile/チーム・エトワールはスパ8時間のレースウイークと重なった6月4~5日の8耐合同テストには参加できなかったが、6月19~20日の鈴鹿サーキット主催テストセッション1回目から国内チームと多くのフル参戦チームとともに走行を開始した。
ル・マンやスパで使用したBMW M1000RRはヨーロッパでの拠点に置いてあるため、鈴鹿8耐のみ国内で用意しているマシンを使用する。冬にモビリティリゾートもてぎでプライベートテストを行った車両で、鈴鹿で走らせるのは今回が初めてだ。ヨーロッパ戦とは異なるダンロップタイヤの仕様にも慣れるべく、マシンとタイヤのセッティングを初日は行った。
また、鈴鹿ではライダーに亀井雄大、大久保光、そしてロベルト・ロルフォを起用するため、ロルフォにおいては21年ぶりの鈴鹿サーキットに慣れることにも注力した。
45分の走行が2回、75分の走行が1回、70分のナイトセッションを走り込み、大きな問題なくセッティングを進めることに成功した。
テスト2日目は午前に70分の走行が1回、午後に80分の走行が1回というスケジュールだ。
ライダーコメント
ライダー
亀井 雄大
「鈴鹿8耐は2年ぶりで、暑い鈴鹿に帰ってきたのは久しぶりになります。乗り慣れたBMWですが、鈴鹿8耐は仕様が異なるダンロップタイヤを履くため、セッティングはやり直しをしていて、最後の走行で良いセッティングが見つかったので良かったです」
「ベストタイムはトップから離れていますが、アベレージタイムは出ています。良い流れで、順調に進められているので2日目も引き続きみんなで頑張りたいです」
ライダー
大久保 光
「マシンの特性がヨーロッパにあるものと違ったので、最初は手間取りましたが、メカニックさんが仕事をしてくれてすぐにフィックスできました。今回は、自分を中心にセットアップを進めていて、その仕事に取りかかるのがすごく早くできたので、予定より前倒しに物事が進んでいて、すごく良い流れになっています」
「フロントのフィーリングにまだ問題があります。デリバリーされるフロントタイヤは2種類あるので、もう1種類を2日目にトライしてみようと思います。セットアップは良いところまできていますが、もう1ステップ上げたいと思っています」
ライダー
ロベルト・ロルフォ
「全体的には満足しているよ。バイクは速くなったし、とても良いバイクだと思う。BMWは以前乗っていたバイクとは全く違い、最初のセッションの後はフィーリングがかなり改善できた。ダンロップタイヤについても、フロントのフィーリングをもう少し理解する必要があるが、改善できてきた。自分のフィーリングにとても満足しているよ」
「長い間ここで走っていなかったから、(2003年以来の)鈴鹿のフィーリングは良かった。コースは少し変わっているから、その場所がまだ速くない。改善する必要があるからデータも確認するよ。その他の場所はまだ良さそうだし、ここではいつも良い成績を収めてきたから戻ってこられてとても嬉しいよ」
「チームのみんなも雰囲気がとても良くて、フレンドリーだし、全員が一生懸命働いている。組織としては本当に最高で、まるでファクトリーチームのようだ。最初からとてもいい気分だし、チーム全員に感謝しなければいけないね」