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2024 EWC 第4戦 ボルドール24時間 プライベートテスト レポート(9月10日)

公開日 2024年9月11日

2024 EWC 第4戦 ボルドール24時間 プライベートテスト レポート(9月10日)

最終戦の地ポール・リカールで初の走行。亀井・川崎は初走行ながら、経験者の渡辺・大久保のデータも活かして初日から好調にタイムを伸ばした。

2024年シーズンのFIM世界耐久選手権(EWC)第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースが今週末に迫ってきた。Team Étoile / チーム・エトワールは9月9日(月)から最終戦の地であるポール・リカール・サーキットに入った。

亀井雄大、大久保光、渡辺一樹、川崎祥吾のレギュラーライダーも揃って、まずは全ライダーでコースを1周。搬入作業やミーティングも行った。そして9月10日(火)のプライベートテストでチームとして初の走行を行った。

ボルドールは木曜日にフリー走行、予選1回目、夜間走行、金曜日に予選2回目、土曜日から決勝という3日間の走行機会しかない。渡辺と大久保は、別チームから昨年も走っておりコースを知っているが、亀井と川崎はこの短いレースウイークで慣れるしかない。そしてベースセットもできてきたBMW M1000RRのセッティングもさらに進めていった。

プライベートテストは午前と午後に2時間の走行が1回ずつあり、両セッションで赤旗もあったが、4人全員が走行できた。ボルドール経験者の渡辺と大久保はタイムが良く、亀井と川崎もコースに慣れつつ、速い2人のデータも活用して徐々にタイムを上げていった。

9月11日(水)車検日はミーティングと車両整備を行い、12日(木)は全員のタイム更新を狙っていく。

ライダーコメント

ライダー

亀井 雄大

「当初の走行予定よりも短くなりましたが、初日はコースを攻略しきれず、70点くらいの出来栄えでした。ただ、走行するたびにタイムは上がっていますし、チームメイトとのタイム差の原因もはっきりしているので、フリー走行と予選でしっかり集中していけば、そこそこ走れるようになると思います」

「初めてのミストラルストレートは正直怖かったです。スリップストリームに入ると330km/hくらい出ました。たまたま6速でギヤ抜けしたのもあったことで怖い印象がありましたが、周回数が短い割には慣れてきました。日本にはないエキサイティングなコースで楽しめています」

「大久保選手と渡辺選手が好調なので、自分が上位をキープできるラップタイムまで上げることができれば、表彰台や優勝が狙えると思うので、決勝に向けて集中して走りたいです」

ライダー

大久保 光

「2回このサーキットを走ったことはありますが、BMWでは初めてでした。チームの目標タイムが達成できたのはとても良かったですし、マシンのセットアップもすごくベースが良くて、そこからスタートできました。最後に新品タイヤも使用できて良いフィーリングを得られたので、思った以上にいい流れで一日を終えられました」

「チームメイトもすごく速いですし、亀井選手は初めてにも関わらずタイムを上げ、川崎選手は1000ccに乗り慣れていないのにまずは2分を切り、ポテンシャルの高いチームですし、ポテンシャルの高いライダーが揃っています」

「初年度のチームですが、現在ランキング4番手で、チャンピオン争いでは2番手を自力で狙えるところにいるので、まずはそこを狙います。24時間レースでは完走していないのでしっかり完走して、表彰台を目指していくレースが出来ればいい順位がついてくると思うので、一歩一歩前進できればいいなと思います」

ライダー

渡辺 一樹

「僕がチーム・エトワールから参加した第2戦スパ8時間に関しては、第1戦ル・マン24時間でリタイアしたため、完走を最優先の目標として確実にレースをこなしました。今回は、チャンピオンシップ上で、まだチャンピオンの可能性もありつつ、現実的な数字としてランキング2位を狙う部分にかなりコミットメントを強くしてレースに挑んできています」

「具体的な目標値が目の前にある状態で、初日は想像していたより走行時間が少なかったので、どうマネジメントしようかと思っていましたが、短い時間の中でもチームとしてベースのセットアップを鈴鹿も含めて作ってきていたので、非常に良い形で初日を終えられたのが印象です」

「BMWは直線が速いのでコースは少しだけ短く感じました。1周のタイムやアベレージタイム、中古タイヤでの走り込みもまだもう少し伸ばせると思います。3人のアベレージタイムをもう少し上げて走ることができれば、決勝に向けてチャンスは出てくると思うので、車検日はしっかり準備の時間として使っていこうと思います」

ライダー

川崎 祥吾

「トラックウォークの際は意外と広いと思いましたが、バイクで走ると狭かったです。『簡単なコースだからすぐタイムは出る』と聞いていましたが、実際に乗ってみたら上り下りがあり、コーナーの大きさも全然違ったので難しかったのが第一印象です。ミストラルストレートは速かったですが、BMWはカウルが大きく、周りも広いので怖さはありませんでした。直前にムジェロで300km/h弱を経験していたのが良かったのかもしれません。意外と大丈夫でした」

「久しぶりの1000ccというのもありますが、もっとタイムを上げていかなければなりません。走行時間は少なかったですが、走行2回目に約2秒タイムを上げられたので、さらに2秒くらい更新したいです。昔から新しいコースを早めに攻略するのに苦手意識はないですし、世界選手権を経験した時の知識を活かして、早くコースに慣れて、バイクにも慣れて、タイムを詰めるところを見つけていきたいです」

「第4ライダーですが、決勝で走る可能性はあります。自分がなるべく他のライダーに近いレベルのタイムまで持っていき、自分も走行して3人のライダーが少ないスティントで集中できるような状況を作れるように、最大限自分の仕事をしたいです」