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2025 EWC 第4戦 ボルドール24時間 プライベートテスト レポート(9月16日)

公開日 2025年9月17日

2025 EWC 第4戦 ボルドール24時間 プライベートテスト レポート(9月16日)

参戦2年目の最終戦ボルドール。レースウィーク前のプライベートテストから始動し、2台体制でポール・リカールの感触を確かめた。

Team Étoile/チーム・エトワールとしてEWC参戦2年目の最終戦を迎える。我々はレースウイーク前の9月16日火曜日にあるプライベートテストから参加した。1チーム2台が同時に走らせることができ、全チームが走行したが、思ったように走行はできなかった。

午前と午後に各2時間の走行が予定されたが、赤旗での中断が複数あり、さらに赤旗中の処理に数十分かかるなど、走行距離を稼ぐことが困難だった。そのため正午あたりにセッションが追加された。また、午後の赤旗は転倒ではなく、ピットビル全体で火災警報器がなったことが原因だったが、サーキットに問題はなかったようだ。

もちろん計画通りの走行プランをこなすことはできなかったが、そんななかでも2年目であり、他ラウンドでのデータもあることで、昨年より速いタイムで周回することができ順調なスタートを切れている。転倒やトラブルも特になく、取りこぼしなく進められている。

また、エンジニアのジュリアンとライダー間での英語でのコミュニケーションも慣れてきてスムーズに進められ、ライダー同士でも情報交換がうまくいっている。

翌日の水曜日は車検日となり、さらに準備を進めて、木曜日の予選に控える。

ライダー・チーム代表コメント

ライダー

大久保 光

「テストは良い感じで終えることができました。私は走行開始から3周と、セミロング13周のみでしたが、タイムは3周目で1分54秒台に入り、セミロングでは1分55~56秒台で走ることができました。昨年よりもアベレージタイムが向上していますし、自己ベストに近いタイムまで出すことができました。チームメイト3人も良い走りを見せています」

「赤旗が多く走行時間が短い中でも、チームがしっかりと仕事をしてくれたおかげで、最低限のセットアップと予選に向けた準備ができたと思います。車検日はしっかりと休息を取り、木曜日のフリー走行と予選1回目に向けて頑張っていきたいと思います」

ライダー

渡辺 一樹

「赤旗が多すぎて、予定していたセッションプランとは全く異なってしまい、少し苦労しました。ジュリアンと話し合った結果、持ち込んだベースセットアップが比較的うまく適合しており、改善を試みたところ逆方向に進んでしまったため、元に戻しました。鈴鹿のセットアップがここでも相性が良く、木曜日に向けてあと1~2回の調整機会がありますが、ライダーとしても違和感はありません」

「相変わらず直線速度も速く、コーナリングも鈴鹿で構築したセットアップがうまく適合しているので、予定していた時間が短縮される中では、ベースがあって良かったです。光と私でセットアップを進めていますが、ある程度同じ方向性で見ており、それに対して残り2人の元治と教介がどれだけ合わせ込んでタイムを向上させてくれるかという状況です。悪くない状況だと思うので、このままトラブルなく進められればと思っています」

ライダー

伊藤 元治

「赤旗が多く、チームの予定通りにはいきませんでしたが、個人で目標にしていた以上のタイムを出すことができ、データとして得ることができました。動画で他車と比較することができ、私が想定していた以上のステップアップで木曜日の走行を迎えられるため、充実した一日でした」

「コースの印象としては、有名なストレートは非常に速いと感じますが、それ以外のコーナーは四輪レースも開催されるコースということもあり、非常にハイスピードでテクニカルに、クイックに曲がらなければならず、微妙なバンク角なども重要なコースでした。スパとル・マンの中間くらいの好みです」

ライダー

奥田 教介

「初日の走行を無事に終えることができました。昨年は給油係として参加していましたが、走行は2年ぶりでした。久しぶりだったのでコースを覚えたいところでしたが、赤旗が連発し、非常に長時間の処理が入りました。アウト・インラップは4回ほど行いましたが、計測できたのは1周のみでした」

「自分がどの程度のタイムで走行しているか分からず、少し不安でしたが、午後にロングランを実施でき、一昨年のレース時よりもアベレージタイムが向上して走ることができたので、その点は良かったです。ベストタイムはまだ更新できていないので、予選前のフリー走行でもう少しペースを上げたいと思います」

チーム代表

市川 貴志

「EWC参戦2年目の最終戦として、チーム全体の成熟度を感じるテストとなりました。予期しない赤旗による中断にも冷静に対応し、限られた時間を最大限に活用できたのは、昨年の経験があってこそです。各ライダーが自身の役割を理解し、チーム戦略に貢献している姿が印象的でした。

特に奥田は2年ぶりの走行にも関わらず、着実にペースを上げており、伊藤は目標を上回るタイムを記録するなど、個々の成長も顕著です。この経験値の蓄積が、24時間レースという長丁場での強みになると確信しています」