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2025 EWC 第1戦 ル・マン24時間 プライベートテスト レポート(4月15日)

公開日 2025年4月16日

2025 EWC 第1戦 ル・マン24時間 プライベートテスト レポート(4月15日)

参戦2年目の開幕戦ウィークが始動。レースウィーク前のプライベートテストに参加し、昨年を上回るマシンの仕上がりを確認。大久保・渡辺はセットアップ、伊藤は習熟を進めた。

Team Étoile/チーム・エトワールとしてEWC参戦2年目となるEWC開幕戦の一週間がスタートした。レースウイーク自体はまだスタートしていないが、EWC参戦チームが参加できるプライベートテストに火曜日から参加した。

午前と午後に各2時間55分の走行が行われ、最後は赤旗で中断されたが15分延長された。チームとしては4月1~2日のPre-Le Mansでテスト走行しており、マシンのセッティングは大きく進めている状態でのスタートだ。

すでに昨年の第1戦ル・マン24時間の際よりマシンは良い状態で、ベースのセットアップはほぼできている。今回のテストではさらにマシンのセッティングを良くするべく細かい電子制御まで詰めていった。

主に大久保光と渡辺一樹がマシンのセッティングを進め、奥田教介は昨年もチーム・エトワールから出場しているためそのマシンを確かめ、ルーキーの伊藤元治はコースとマシンに慣れることに重点を置いていた。

朝には昨夜の雨により路面が濡れており、ウエット、ハーフウエットとなり午前は1分41秒674でSSTクラス10番手(総合23番手)、ドライとなった午後は1分37秒736でクラス首位(総合10番手)とチャンピオン獲得に向けて上場の出だしとなった。

翌日の水曜日は車検日となり、パレードや公式写真撮影、ブリーフィングなどがあり、走行はないがライダーもファンの前に現れる機会がある日となる。

ライダー・チーム代表コメント

ライダー

大久保 光

「今日は難しいコンディションでしたが、雨でもハーフウエットでもドライでも走り、テストとして考えれば良かったです。元治選手にはいろんなコンディションを経験してほしかったので、特にチームとしてはとても良かったです。自分はあまり乗る機会がありませんでしたが、午後の走行では上位に食い込めたので、チーム一丸となっていいレースができると思います」

「昨年に比べるとチームの雰囲気もより良くなっている気がしていて、お互いに信頼できる関係になってきているとは思うので、いいウイークのスタートになりました。セッティングは8~9割くらいまできているのでいいバイクに仕上がっていると思います。明日はメカニックと相談して、予選と決勝でもっといいパフォーマンスができるように頑張っていきたいです」

ライダー

渡辺 一樹

「『ポジション1』はどんなタイミングでも気持ちいいです。燃料満タンで決勝想定のマシンで無理に出したタイムではないなかでのトップタイムだったので、非常に仕上がりとしてはいいフィーリングが、チーム全体としても手応えとしてありました」

「昨年は怪我でこのレースに出ることができなかったので、2年目のチームとして、チャンピオンを現実のものとして見据えて完走を大前提とした上で、開幕戦ル・マン24時間をまずしっかり走り切り、少しでも上の順位を狙いたいです。まだフリー走行と予選があるので、その時間をフルに使いながら、全く油断をせず、確実に、堅実に、実直に、決勝に向けての積み上げをしていければいいなと思います」

「テストの時点である程度車体のベースが見つかってはいましたが、今日はそれをより高い次元で、電子制御の細かいところまで手を伸ばしてバランスがとれました」

ライダー

伊藤 元治

「午前はウェットコンディションから始まり、タイヤ選択が天候に左右されるセッションを経験することが出来ました。午後は雨粒がスクリーンにポタポタと着くコンディションのなか、プレテストと比べると良いアベレージを刻めました。悪天候だからこそ車体の理解度が深まったのかなと思います」

ライダー

奥田 教介

「テストはいい天気でしたが、今日はレインからドライに変わるコンディションでした。レインタイヤで少し走り、すぐにインターミディエイトに履き替えましたが、どちらも感触がつかめたので良かったです。そして午後には20周のロングランをすることができて、良かったです」

「強風で感触が全然違ったこともあったので、木曜日の午前のセッションでもう1回確認して予選を迎えたいです。セッティングは光選手と一樹選手にほぼお任せしていますが、感じたことは同じなのでポジティブだし、そのバイクに自分がいかにあわせられるかを大切にしているので、どんどんアジャストしていきたいです」

チーム代表

市川 貴志

「朝は雨。午後は晴れ。完全に予定と逆だったが、まあこういうのも織り込み済みで動けるようになった。それだけ、チームとしての経験値も上がってきたんだと思う。走りの面では、まず光と一樹がマシンセッティングを詰めてくれた。Pre-LeMansで詰めたベースがあるから、そこに細かい電子制御の調整を加える作業。午後にはその手応えがしっかり出て、一樹がSSTクラスでトップタイム。決勝を見据えた“重たい仕様”でのこのタイムは、自信につながる」

「教介は午後にロングランをやってくれた。想定どおりの周回数で、しっかりデータを取れてる。本人のコメントもポジティブだったし、マシンとの相性も悪くない。元治は全コンディションで走って、コースにもマシンにも慣れてきた様子。彼にとってはこの“混ざった天気”が、むしろプラスになったかもしれない。マシンの状態は、去年のル・マン初日よりも、明らかに仕上がってる。セットアップは8~9割。あとは明後日以降の予選・決勝に向けて、どう仕上げるか。その段階に入ってる。全員が自分の役割を果たした、良い初日だった」