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2025 EWC 第3戦 鈴鹿8耐 テスト1回目 レポート(6月18-19日)

公開日 2025年6月26日

2025 EWC 第3戦 鈴鹿8耐 テスト1回目 レポート(6月18-19日)

本番さながらの暑い2日間。スパ帰りの伊藤・大久保・渡辺の3人で臨み、3者のタイムが揃って準備は着実に前進した。

2025年シーズンのFIM世界耐久選手権(EWC)第3戦・鈴鹿8時間耐久ロードレースの事前テストを終了した。Team Étoile/チーム・エトワールは2日間のテストに、スパ帰りの伊藤元治、大久保光、渡辺一樹の3人で2台のマシンを使用して臨んだ。

今回鈴鹿で走行させたのは、ル・マンやスパで使用したマシンではなく、国内で用意しているBMW M1000RR。そのセッティングと鈴鹿8耐で供給されるダンロップタイヤの特性を確認した。また、本番さながらの気温30度超えとなり、2台のマシンの仕様も若干異なることで、多くのデータを収集できるテストとなった。

トラブルはなく、ベストタイムは2分08秒249でSSTクラス首位を記録。アベレージタイムも昨年のレースペースを上回る2分11秒台を3人全員が刻むことができ、本番では優勝を狙える準備が整った2日間となった。

1ヶ月後のレースウィークでのテストでは、さらにセッティングを詰めて予選用タイヤでのアタックを継続する予定。また、今回のテストではレースウィーク用の燃料が使用できなかったため、レースで使用する燃料での燃費計測なども実施する計画だ。

次回の走行予定は7月下旬。さらに気温が上がる鈴鹿8耐のレースウィーク直前のテストとなる。

ライダー・チーム代表コメント

ライダー

大久保 光

「3人で話し合いながらセッティングを良い方向に持っていくことができました。アベレージタイムが3人とも高いレベルでまとまっているので、レースするにあたってはすごく良い武器になると思います。予選シミュレーションではまだタイムを出し切れていないので、1周をまとめることができれば予選でも良いポジションにつけると思っており、すごくポジティブなテストになりました。」

「昨年このチームで鈴鹿8耐を経験している私は、チームメイト2人が気持ちよく走れるようにバックアップもできればと思っています。昨年より周りのペースも速くなっており、レベルの高いレースになると思うので、安定して冷静に走れるように頑張りたいです。」

ライダー

渡辺 一樹

「まず無事にこのテストをしっかりと終えることができ、市川さんも言っていた通り非常に良いテストになりました。前戦のスパは転倒の多いレースウィークにしてしまったので、今回はホッとしています。トラブルもなくペースも良く、思い描いていた通りのテストをしっかりと実施することができたので、非常に良かったです。」

「私はBMWの車両とワンメイクで使用しているダンロップタイヤを鈴鹿サーキットで履くのは初めてだったので、コンディション的にもしっかりと暑くなってくれて良かったです。それに対しての適応が必要だと思っていたので、レースウィークに持ち越されることなく、良い2日間になったというのが感想です。」

「鈴鹿8耐はチーム・エトワールとして、昨年は私自身は参加していませんでしたが、チームとして2位表彰台を獲得しているレースです。ル・マンとスパを終えてから見えている課題をしっかりと解決しながらここまで来ることができているので、当然優勝を狙っていきますし、ミスなくレースウィークを乗り切る準備をしていきたいです。」

ライダー

伊藤 元治

「初めてBMWのバイクで鈴鹿サーキットを走りましたが、あまり先入観を持つことなく、スパ8時間の走り出しと似たような気持ちで走行を始めることができました。タイムは思っていた通りにコンスタントに向上させることができ、すぐにアベレージタイムを刻むことに集中できたので良かったです。ベストタイムは2分9秒台、アベレージは3人とも2分11秒台で走ることができました。」

「2台のバイクのセッティングの違いは感じましたが、レースウィークに向けての課題も見えたので、2日間としてすごく良いテストだったと個人的には思っています。鈴鹿8耐までに別途走行機会がありそうなので、本戦に向けて活かしていきたいです。」

チーム代表

市川 貴志

「今回のテストは期待以上の成果を上げることができました。3人のライダー全員が2分11秒台のアベレージタイムを記録し、ベストタイムでもSSTクラス首位を獲得できたことは、チームの成長を物語っています。昨年の鈴鹿8耐では2位表彰台を獲得しましたが、今年はさらに高い目標を掲げています。本番さながらの暑さの中でも安定したパフォーマンスを発揮できたことで、優勝への確かな手応えを感じています。レースウィークでは、このテストで得た貴重なデータを活かし、万全の体制で臨みます。」